HACCPは製品への危険物質の混入に対し、作業過程を整理・分析・管理することでそのリスクを減らす手法です。生産物の衛生水準を守るために必要な工程管理システムといえるでしょう。なおHACCPはWHO(世界保健機関)とFAO(国連食糧農業機関)が合同で運営している食品規格委員会によって発表されており、国際的に認められているものです。
問題→設計としての改善点
製造ラインの導線
従来の製造ラインではHACCPに対応したラインではなく、衛生管理の面でリスク回避することが難しく、迅速な対応が必要とされています。導線が複雑であればあるほど無駄なリスクを向上させ、大きな問題につながってしまいます。
エリア分け
HACCPの観点から分析をすると、製造工程に合わせたエリアの区分けが推奨されています。区分けすることにより、異物混入のリスクを軽減し、危険要因を特定し管理することが可能です。
ドライ化の提案
製造ラインでは必要最低限以外の部分の水気を無くすことが重要です。水分があり流動性ある個所は菌の繁殖を起こし、食料品に混入するリスクが発生します。予防や混入を防ぐためにもドライ化という部分をしっかり考えることが重要です。
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